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アンガーマネジメントファシリテーターとは?資格・将来性についてまとめてみた

アンガーマネジメントファシリテーターとは?資格・将来性についてまとめてみた

2021/01/17

アンガーマネジメントファシリテーターとは?資格・将来性についてまとめてみた アイキャッチ

こんにちは。

株式会社マルション・アンサンブルのブログです。

 

現代のようなストレス社会では、怒りを感じやすい人が増加傾向にあり、アンガーマネジメントの重要性が注目されています。そのため、アンガーマネジメントを指導できるアンガーマネジメントファシリテーターの需要が広がり、活躍の場が増えています。

 

今回は、アンガーマネジメントファシリテーターの資格・将来性について現役アンガーマネジメントファシリテーターがまとめてみました。

 

今後、アンガーマネジメントを指導するプロとして活躍しようと考えている方に、アンガーマネジメントファシリテーターの資格の取り方、今後のキャリアや将来性を解説します。

 

目次

アンガーマネジメントファシリテーターとは?受講者数と受講者層

アンガーマネジメントファシリテーターとは? 

アンガーマネジメントファシリテーターとは、日本アンガーマネジメント協会が認定するアンガーマネジメントのインストラクター(指導者)です。


アンガーマネジメントの講演やセミナー研修・トレーニングを行ったり、「アンガーマネジメント入門講座」を開催することができます。

受講者数を年々増加

アンガーマネジメントに関する講座は、職業や年齢、性別に関係なく受けられます。

社会的にも、アンガーマネジメントの重要性が高まっていることから、以下の表のように、アンガーマネジメントの講座の受講者数は年々増加しています。

<年度別受講者数>
2012年:8,549人
2013年:15,314人
2014年:50,326人
2015年:104,284人
2016年:181,906人
2017年:222,203人
2018年:245,626人
2019年:317,981人


<出所>

様々な業種の方々が受講

また、アンガーマネジメントは幅広い分野で活用されていることから、様々な業種の方が受講されています。


<業種別割合> ※2018年現在
会社員・団体職員:24.5%
医療・介護従事者:12.0%
研修講師:11.8%
コーチ・カウンセラー業:8.0%
会社役員・団体役員:7.2%
不明:7.2%
その他:6.7%
自営業:6.4%
士業:4.1%
教員(初等教育以上):4.1%
公務員:3.4%
主婦・主夫:3.1%
保育士・幼稚園教論:1.2%
スポーツ指導者・体育指導者:0.03%


職業で一番多いのは、「会社員・団体職員」になります。
受講理由として、社内でのトレーニングだけでなく、副業・兼業を見据えたキャリアアップなど自分のために学んでいる方がおられます。

2番目に多い「医療や介護従事者」は、労働において感情コントロールの重要性が高いことから、受講されています。

他にも、研修メニューやカウンセリングメニューに取り入れたいという理由から研修講師やカウンセラーの方など、様々なバックグラウンドの方々が受講されています。


このように受講者数や受講層からも、アンガーマネジメントの重要性が高まり、幅広い業界で必要とされていることがわかります。


<出所>

アンガーマネジメントの主な講座とは?認定講座と認定のない講座

アンガーマネジメントの講座には、アンガーマネジメントを人に教えることができる認定講座と、認定がなく、自分自身でアンガーマネジメントのトレーニングをする講座があります。

アンガーマネジメントの認定講座

認定講座では、人に教えることができる資格を取得することができます。認定講座の中には、オンラインコースと2日間集中コースがあります。



・アンガーマネジメントファシリテーター養成講座

この講座は2日間あり、アンガーマネジメント入門講座を教えることができる講座です。希望者は、有料でアメリカの認定資格も取得できる一番人気の講座です。



・アンガーマネジメントティーンインストラクター養成講座

中高生に教えられるようになる講座です。カードゲームを使い、アンガーマネジメントを教えられるようになります。



・アンガーマネジメントキッズインストラクター養成講座

小学生に教えられるようになる講座です。ワークブックを使い、アンガーマネジメントを教えられるようになります。

アンガーマネジメントの認定のない講座

認定のない講座では、3つのアンガーマネジメントの講座があります。



・アンガーマネジメント診断講座

この講座では、怒りの特徴、タイプなどを診断できるようになるための講座です。受講すると自分だけでなく、他人にもアンガーマネジメント診断することができます。



・アンガーマネジメント入門講座

アンガーマネジメントに少し興味がある、ちょっとだけ内容を知りたいという方向けの講座です。



・アンガーマネジメント応用講座

アンガーマネジメントを自分自身でトレーニングしてみたいという方向けの講座です。アンガーマネジメントをトレーニングする方法がわかります。


講座について詳細をお知りになりたい方は、以下日本アンガーマネジメント協会HPでご確認ください。

アンガーマネジメントファシリテーターとしてのキャリア・将来性

現代のようなストレス社会では、アンガーマネジメントの重要性は社会的にも認知されつつあります。


会社、医療福祉、学校の教育、アスリートのメンタルトレーニングなど様々な分野で必要とされていることから、アンガーマネジメントファシリテーターとして活躍できるチャンスやフィールドも拡大しています。


特に、会社の研修での需要度は高く、人間関係や仕事の生産性の向上に繋がるため、多くの企業でアンガーマネジメントが取り入れられています。


今後もその需要は高まっていくと予想されるので、アンガーマネジメントの講座を受講して、アンガーマネジメントファシリテータとしての資格を保有していれば、実績や経験によってお声がかかることもあります。


また、アンガーマネジメントは、テレビや新聞、インターネットなどのメディアで非常に高い注目を集めています。政治家の失言問題や、危険な運転、恐ろしい事件など、ほとんどが「怒りの感情」が絡んでいます。そこで、アンガーマネジメントの専門家からの解説が求められることも少なくありません。


アンガーマネジメントの資格を取得して、資格を活かした活動を地道に継続していれば、アンガーマネジメントファシリテーターとしての信頼性が上がり、メディア、解説者、インストラクター、カウンセリングなどの柔軟なキャリアビジョンを送ることができますよ。

最後に

今回は、アンガーマネジメントファシリテーターの資格・将来性についてご紹介しました。

怒りの感情をセルフコントロールするアンガーマネジメントは、社会的にもその重要性や必要性が高まってきています。企業研修、医療福祉、人間関係などの様々な分野で需要があることから、アンガーマネジメントファシリテーターの資格を取得した後のキャリアもたくさんあります。

地方からインストラクターとして呼ばれたり、メディアに取材を受けることもあるでしょう。


弊社ではアンガーマネジメントファシリテーターがアンガーマネジメント講座を企業・団体・組織に開催しております。


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