自分のキャリアプランを作ろう。キャリアプランの作り方をまとめてみた
2021/03/19
こんにちは。
株式会社マルション・アンサンブルのブログです。
グローバル化やテクノロジーの発展に伴い、 終身雇用制度の崩壊など今までの企業形態が変わりつつあります。そして、ビジネス環境の変化に対応するために、自分でキャリア形成をしていく重要性は高まってきました。
今回は、自分のキャリアプランの作り方についてまとめてみました。日々の業務において「何のために仕事をしているのだろう?」「この仕事の目的はなにか?」といった状態にならないよう、自分のキャリアプランを作り、定期的に考えることは非常に大切です。
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目次
- ○ キャリアプランを作っていこう
- ・キャリアプランとは?
- ・キャリアプランを用いて戦略的に自分の能力・スキルを高めていこう
- ○ キャリアプランの作り方
- ・場合によっては転職・起業も選択肢に
- ○ 最後に
キャリアプランを作っていこう
現代では、グローバル化や技術の進歩によって終身雇用制度や年功序列など従来の日本社会で当たり前だった制度が崩壊しつつあります。
日本のビジネス環境の変化に対応するためには、一つの企業を勤め上げる上でも、または一つの企業には固執しないとしても、自分でキャリアプランを作り理想の状態を目指して行動する必要性が高まってきています。
キャリアプランを立てることで、将来の目標が明確になるだけでなく、目標を達成するためにスキルや経験、知識を獲得するための具体的な行動を取ることができます。
キャリアプランとは?
そもそも、キャリアプランをご存知でしょうか?
キャリアプランとは、「自分自身の将来の理想像を明確にして、その理想に向かって具体的な行動を計画すること」を指しています。
例えば、「10年後に事業部のリーダーになる」という目標があった場合に、その実現にどんなスキルや経験が必要かを考えて、1年目、3年目、5年目に付けたいスキルや資格をもとに具体的に計画を立ててきます。
キャリアプランを用いて戦略的に自分の能力・スキルを高めていこう
キャリアプランを作り、戦略的に自分の能力・スキルを高めていきましょう。
スキルアップを考えるときに「とにかく資格を取得する」と考える方がいらっしゃいますが、あまりおすすめではありません。なぜなら、資格を取得したとしても、必ずしも仕事や業務で取得した資格のスキルを発揮できるとは限らないからです。頑張って勉強したにも関わらず、成果や評価に繋がらない可能性があります。
上記のような状態にならないためにも、手当たり次第に資格を取得するのではなく、キャリアプランに基づいて戦略的に自分の能力を高めてくことが大切です。
キャリアプランの作り方
キャリアプランの作り方は、「将来なりたい姿から逆算していく」ことです。具体的には以下の手順で考えていきます。
●キャリアプランの作り方
①過去の自分を振り返り、自己理解を深める(自己分析)
②自分の将来のなりたい姿を考える
③自分の現在の状況を理解する
④将来の姿と現状をつなぐ道筋を作成する
「将来のなりたい姿が思い描けない」という方もいらっしゃるかもしれません。その時は、「自己分析」を行いましょう。具体的には、「自分が仕事をする上で、何を大切にしているか」「自分がこれまでの人生でどのようなことを経験して、それがきっかけでどのような人間形成がされてきたか」ということを考えてきます。
自己分析初期では、将来のなりたい自分の姿は「お金が大事」「人とのつながり」「自由になりたい」などといった簡単なことでも構いません。
そして、自分自身を理解し、自分のなりたい将来の姿を実現するために、「どのような能力が必要なのか?」「自分に何が足りないのか?」「能力開発にはどのような方法があり、何が自分に合うのか?」などを考えていきます。
このように、自分が大切にしていることを将来にどのように繋げていくかを考えることで、キャリアプランが作ることができます。
場合によっては転職・起業も選択肢に
キャリアプランを作っていくと、場合によっては転職や起業も選択肢の一つになるかもしれません。
キャリアプランを作ったとしても今の会社だと、「自分のなりたい姿になれない」「キャリアプランを描けない」ということもあるかもしれません。そういった場合は、「転職」「起業」を考える良いきっかけかもしれません。
「仕事が大変だから」「イメージしていた仕事と違ったから」といった理由でなんとなく転職すると、ミスマッチが起こりやすく転職を繰り返してしまう可能性が高いです。ですが、キャリアプランを軸とした転職だと、なりたい姿・実現したいことなどの目的が明確なので成功するケースが多いです。
例えば、お金が大事なのであれば、「独立して社長になる」や「スキルをつけてインセンティブの多い仕事へ転職する」などのなりたい姿が見えてきます。
自分が作成したキャリアプランによっては、一つの会社でキャリアをとどまらず、転職や独立なども選択肢に入ります。
最後に
今回は、自分自身のキャリアプランの作り方についてご紹介しました。
終身雇用制度の崩壊など、今後起こりうる雇用形態の変化に対応するためには、今いる会社に固執せずに、自分でキャリアプランを作り、理想の状態を目指して行動することが重要です。また、手当たり次第に資格を取得するのではなく、作成したキャリアプランをもとに戦略的に自分の能力を高めていくことが必要になります。
ただし、その場合、転職や起業なども選択肢の一つになることがありますが、なかなか一歩が踏み出せず行動に移せないことがあるかもしれません。
そのため、弊社ではキャリアコンサルタントがキャリア形成に関する講座を企業・組織・個人に開催しております。一人ひとりが自分に合ったキャリアプランを作成し、キャリア形成していくための手法をお伝えしております。
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