アイデンティティ・identityの意味とは?
2021/08/06
アイデンティティ・identityの意味とは?
アイデンティティ・identityの意味とは?/例文と簡単な使い方をわかりやすく説明(心理学)サブタイトル
アイデンティティ・identityの意味とは?
アイデンティティについて執筆しました。キャリアコンサルタントドットネットに掲載されました。
「アイデンティティ(identity)」とは、「同一性」「本人であること」「独自性」「自己認識」「個性」「固有性」などを意味します。
心理学や社会学でのアイデンティティは、「自我同一性」もしくは「自己同一性」という言葉で表されます。
自我同一性/自己同一性とは、どのような状況下や環境に中においても「私は私である」という自分自身の意識です。
この意識は、自分の心の中だけに成り立つものではなく、私たちは、心の存在であると共に、社会的な存在であり、社会においても「私は私」を認められる必要があります。
「アイデンティティ(identity)」は、「私」についての意識を前提として、社会的に「あなたはあなたです。」を客観的に認めてもらうという側面も持ちます。
私を知る周りの人は、「私のことを私である」と認めていますが、私を知らない人初対面の人にはどうでしょうか?
「あなたは本当にあなたですか?」「あなたはどなたですか?」「あなたを証明するものをお持ちですか?」という疑問に、日本社会では物理的なモノとして健康保険証や運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなどがあります。また、外国人では在留カード、特別永住者証明書も同様で様々なモノがあります。
このような各種証明書を持っていないと「私は私」と認めてもらえないということさえもあります。
この物理的な証明書による「私」であっても、実際は、その証明書を私は、「私は私」と認めていることから内的意識とイコールな証明で、結果的に「私は私」を証明することになりますし、自分でも納得するものです。
それでは、この「アイデンティティ(identity)」を紐解いていきましょう。