社員のモチベーション管理が会社成長の鍵?モチベーションの維持・向上をまとめてみた
2021/04/02
こんにちは。
株式会社マルション・アンサンブルのブログです。
たとえ、 同じ仕事をしてたとしても、モチベーションの高い社員と低い社員が生じてしまいます。社員のモチベーションが高いと好業績に結びつくことから、社員のモチベーションは会社を成長させるためにとても重要な要素です。モチベーションは個人の価値観等から生まれてくるものとの考えから、個々の社員の問題であると任せているのではなく、会社が個々のモチベーションをマネージしていくことも必要です。
今回は、社員のモチベーションを維持・向上する方法についてまとめてみました。「社員のモチベーションが低い」「どうやってモチベーションをマネージすれば良いの?」といった悩みを抱えている方に、モチベ―ションのマネジメント方法についてご紹介します。
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目次
- ○ 社員のモチベーションとは?
- ・外的動機付け
- ・内的動機付け
- ○ 社員のモチベーションを高めながら、社内人事制度を考えてみよう。
- ○ 社員のモチベーションの向上による会社への効果
- ・労働生産性の向上
- ・チームワークが良くなる
- ・離職率の低下
- ○ 最後に
社員のモチベーションとは?
モチベーションとは、「やる気」や「意欲」とった意味のことで、日本語で「動機」とも訳されます。モチベーションは、ビジネスシーンでは、「仕事に対する意欲」「仕事の行動を起こす動機付け」と意味で使われます。社員のモチベーションは、会社の業績・成長にとって必要不可欠な要素です。好業績を出すためにはモチベーションは社員任せではなく、会社がマネジメントしていくことが重要です。
モチベーションは、細かく分けると「外的動機付け」と「内的動機付け」の2種類があります。それぞれのモチベーションについて詳しく見ていきましょう
外的動機付け
外的動機付けとは、「外部から与えられる意欲」のことを指しています。
ある人の外側からの働きかけによって、意欲や行動を発生するモチベーションのことです。
具体例として、「インセンティブのために仕事を頑張る」「ポジションが与えられる」「上司に怒られたくないから仕事をする」といった報酬や罰によってモチベーションが発生していきます。
外的動機付けは一時的な効果がある一方、社員の自発性が育ちにくく、社員自身の成長にも繋がりにくくなる特徴があります。
内的動機付け
内的動機付けとは、「内側から湧き出てくる意欲」のことを指しています。
物事に対する興味や探究心など、ある人の内側から意欲が生じるモチベーションのことです。
具体的には、「自分自身が楽しいからスポーツや趣味をやっている」など内的動機付けになります。仕事においても、「やりがいがあるから仕事をする」「達成感があるから仕事をする」など自分自身の内側からモチベーションが発生することを指しています。
内的動機付けは、自分自身の興味や関心からくるモチベーションなので、効果が持続しやすく、個人の成長につながりやすい特徴があります。
社員のモチベーションを高めながら、社内人事制度を考えてみよう。
社員のモチベーションを高めつつ、社内の人事制度も考えていきましょう。
モチベーションを一時的に向上することができたとしても、従来の人事制度だとモチベーションを維持することが出来ない可能性があるからです。
例えば、社内の人事制度の見直しとして「満足度調査(ES)」を行います。満足度調査を行い、改善点などを洗い出し、社員が働きやすい環境を整備していきます。他にも、「個人の頑張りが適正に評価されない」などといった人事評価の見直すのも良いでしょう。社員の気持ちを汲み取り、評価制度を見直して、尊厳欲求に対して配慮していきます。(ESに関する詳しい内容は、関連記事をご確認ください。)
モチベーションを高めるだけでなく、社員の意見を汲み取り、個人の意見を尊重した制度作りや職場環境を整備することが会社の経営には大切になります。
<関連記事>
従業員満足度(ES)とは?ESを高めていく方法をまとめてみた
社員のモチベーションの向上による会社への効果
会社や組織を成長させていくためには、経営上の施策実行だけでなく、社員のモチベーションのマネジメントも大切になってきます。
ここでは、社員のモチベーションを向上させ、維持することによって会社にもたらす具体的な効果について紹介していきます。
労働生産性の向上
一つ目は、「労働生産性が向上する」ことです。
社員1人1人が高いモチベーションで仕事に取り組むことで、集中力・パフォーマンスが向上します。
結果として、労働生産性が向上し、サービスの向上や新しいアイデアの創出などに繋がり、会社の成長における良い循環ができていきます。
チームワークが良くなる
二つ目は、「チームワークが良くなる」ことです。
モチベーションが高い社員は、周りに良い影響を与えると考えられています。その人を起点にチーム内のコミュニケーションが増えたり、チームワークが良くなったりしていきます。
コミュニケーションが円滑になることで、職場の雰囲気が良くなったり、チーム一丸となって業務に取り組むことが会社の成長に繋がります。
離職率の低下
三つ目は、「離職率の低下」です。
モチベーションが向上し、仕事の満足度が高い会社は、退職を誘発する不満が起こりにくくなり、離職する人が少なくなる傾向があります。モチベーションが高い状態で達成感や成長を実感できるようになると、社員の生産性が上がり、成果を最大化させることができます。
また、離職率が低下することで、人員不足のために新しく採用する必要がなくなり、求人広告や人材紹介などの採用コストの削減にもつながります。
最後に
今回は、社員のモチベーションを維持・向上する方法についてご紹介しました。
組織の成長には社員1人1人のモチベーションの向上・維持は欠かせません。また、現在のコロナ禍の状況下で、リモートワークが強いられている中では、社員のモチベーションマネジメントする重要性が今まで以上に高まっています。
そのため、弊社ではモチベーションのマネジメントに関する講座を企業・団体・組織に開催しております。オフラインやオンラインにおける社員のモチベーションを向上・維持できるよう、意識する点や動機付けするための手法をお伝えしております。
遠慮なくお気軽にお問い合わせください。