チームビルディングの研修とは?オンライン研修との違いをまとめてみた
2021/04/16
こんにちは。
株式会社マルション・アンサンブルの鈴木恵枝です。
強いチームが強い企業を生むといっても過言ではないくらい、チームの力は会社全体に影響します。より良いチームをつくるためには、質の高い研修を行うことが欠かせません。また、研修は企業の成長だけでなく、各社員の成長にも非常に重要です。最近では、より強い組織を作るために、チームビルディングを利用した研修が多くの企業で導入されてきています。
今回は、チームビルディングの研修(リアル研修・オンライン研修)についてまとめてみました。チームビルディングを利用した研修の特徴や、リアル研修とオンライン研修の大きな違いについて紹介致します。
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目次
- ○ チームビルディングの研修とは?
- ・チームビルディングを押さえましょう
- ○ チームビルディングのリアル研修
- ○ チームビルディングのオンライン研修
- ○ チームビルディングのリアル研修とオンライン研修の大きな違い
- ○ 最後に
チームビルディングの研修とは?
チームビルディングの研修は、チームとして結果を出すために必要なステップになります。チームビルディング研修は以下のような目的で行われます。
・チーム全体の結束力・生産性の向上
・コミュニケーションの活性化
・チームの目標・ビジョンを共有
上記のような目的で行われるチームビルディング研修ですが、チームビルディング研修にはリアルで行う場合と、オンラインで行う場合があります。それぞれの特徴や事例について見ていきましょう。
チームビルディングを押さえましょう
チームビルディングの研修について確認する前に、チームビルディングはご存知でしょうか?
チームビルディングとは「チーム作り」のことで、メンバー1人1人が主体的に個性や能力を発揮しながら、チーム一丸となって目標達成を目指す取り組みのことを意味します。
単に組織が一つにするのではなく、お互いがお互いのスキルや考え方を認め合い、多様性が上手くかみ合う関係性を築いていくことが重要です。
最近では、企業のリーダーシップ研修や新入社員の研修など、さまざまな場面でチームビルディングは導入されています。
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チームビルディングのリアル研修
リアル研修の特徴は、チームビルディングを取り入れたさまざまな種類の研修ができることです。オンライン研修とは異なり、方法や手法が多岐にわたることから、対象者や得たい目的に応じて手法が選びやすくなります。
リアル研修でチームビルディングをする事例として、主体性を発揮できるチームをつくるために、「情報」、「経験」、「教育」からアプローチし、新入社員から管理職までの各階層に研修を行うプログラムがあります。
具体的には、以下の3ステップで研修を行っていきます。
①情報を積極的に共有する体制作り(目的:経験者からメンバーへ知識を共有できる雰囲気づくり)
②経験を増やす業務の采配(目的:上司がメンバーの成長を考慮して、業務の割り当てを行う)
③教育を通じて増やす判断軸(目的:経験と上司・先輩からの指導で若手社員の判断力強化)
これらのリアル研修は一例ですが、上記のようなプログラムを行うことにより、メンバー1人1人の視座・スキルを高め、主体性を発揮できるチーム作りをしていきます。
チームビルディングのオンライン研修
オンライン研修の特徴は、全員同時に同じ情報を受け取ることができる点です。
リモートワークが浸透し、同じ空間で働くことが少なってきますが、相互理解を深め、協力してより良い仕事をしていくという意識が重要になります。オンライン研修の事例として、リモートワークで働き方・成果の出し方の向上・マネジメント方法を研修できるプログラムがあります。
リモートワークでは、新人が主体的に考えながら業務を行うことが難しく、また、管理職や指導者とのコミュニケーションを十分に取ることが難しくなっています。これらのことが原因で、新人や若手のモチベーションや成果にバラつきがあることが問題視されています。
これらの問題を解決するために、以下のようなプログラムで研修が行われます。
・在宅で求められる成果の出し方・見せ方研修(新人向け)
・レジリエンス研修(新人向け)
・部下指導研修(指導担当者向け)
・メンター研修(指導担当者向け)
・リモートマネジメント指導研修(管理職向け)
これらはオンライン研修プログラムは一例ですが、上記のような研修を行うことにより、リモートワークでも成果の出せる新人の育成、管理職・指導者のリモートワークマネジメントスキルの向上を図ります。
チームビルディングのリアル研修とオンライン研修の大きな違い
チームビルディングのリアル研修とオンライン研修の大きな違いは「コミュニケーションの難しさ」です。
リアルの研修であれば、研修の参加者の動作・表情などから雰囲気を読み取ることができますが、オンラインの場合だと、参加者がはっきり見えないので、雰囲気や空気感が伝わりにくく、コミュニケーションを取るのが難しくなります。ですので、オンラインでのチームビルディング研修は、リアルの研修よりも相手の理解やコミュニケーション能力が必要となります。
その上、リモートワークが浸透してきている中、オンラインでのチームビルディングが求められています。リアルよりもコミュニケーションの難しいオンライン研修は、より密なコミュニケーションが必要となることから、メンバー同士がお互いのことを良く知り、関係性や信頼感を強めることができます。
チームビルディングのオンライン研修は社員同士のやり取りが難しくなりますが、その分チームメンバー同士の信頼関係を築き上げ、より強固なチームを作り上げることにも繋がります。
最後に
今回は、チームビルディングの研修(リアル・オンライン研修)についてご紹介しました。
チームビルディングは、チームや組織のメンバー各々が、自分の個性や能力を発揮しながら、一丸となってゴールを目指すチームをつくるための手法で、チームビルディングを導入している企業が増えています。ただし、チームビルディング研修は、リアルの場合とオンラインの場合で得られる効果が異なることから、対象者や目的、チームの状態によって手法選びが重要となります。
そのため、弊社ではチームビルディングを利用した研修に関する講座を企業・団体・組織に開催しております。チームや組織の現在の状態に合わせて、チームビルディング研修を効果的に行うための手法をお伝えしております。
遠慮なくお気軽にお問い合わせください。